第55回南魚沼ロードレース E3

今夏の練習の成果を上げるべく9月20日に開催された南魚沼ロードレースに参加してきた。

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今回のレースは南魚沼市にある三国川ダムを1周する1周12kmのコースというレイアウト。ところでこのダムの漢字の正しい読み仮名はご存じだろうか。平凡な頭の僕は”みくにがわダム”と読んでいた。ところが正しい読み仮名は”さぐりがわダム”らしい。知らんけど。

 

機材

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フレーム:ORBEA ORCA OMR 

ホイール:MAVIC キシリウムプロ エグザリット

タイヤ:CONTINENTAL GP5000

 

 

 

 

目標

優勝&昇格

 

 

 

 

結果

4位/105位(JBCF初入賞)

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レース内容

今回はチームの中で出場するのが自分だけだったのでサポートは父に頼んだ。スタート時間が7時55分とかなり早い時間だったので前日に出発して車中泊することにした。

 

ところで今回のレースは夏休みの最後にあるということ、さらには5分程度の登りの後アップダウンが連続するコースという自分向きのコースだったので1か月前からコンディショニングをしてみた。

具体的には

・レース4週間前~3週間前は距離と強度どっちも強めの乗り込み期間

・2週間前はスプリントや3分走などのポイント練

・そして1週間前~レース前日はほぼアクティブレスト

というメニューだった。

 

乗り込み期間は普段とは違うメンツの練習会にも参加させていただき、刺激的な練習ができた。そのおかげもあって、レース1週間前に参加した秋のしもふさクリテの前後はかなり調子が上がってきていて順調にコンディションを上げられた。

 

 

レース当日はスタートが早い時間だったのと、車中泊して体が凝っていたので5時に起床した。6時45分からライセンスコントロールが開始だったのでパパっと受付をして試走に出発した。

時間的に1周しか試走する時間が無かったが保土ヶ谷高校の子と話しながらコーナーの危険個所やトンネルの暗さなどを確認し、”ダムポチャしたら死ぬな~”とか言いながら良い試走ができた。

 

スタート前少しバタバタしたものの前から3分の1くらいのところに陣取ることができたので石川ロードのように最後尾から足を使うことは避けることができた。

 

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スタート前に事故っておくことでレース中事故らないというライフハック

 

・1周目

ローリングが終わってアクチュアルスタートが切られた後、集団の先頭付近にいたのでアタックに反応できるようにしていたのだが思ってたよりアタックする人がいなかった。そのまま登りが終わりトンネル区間に入っていく。トンネルの中は明るいもののオレンジ色のライトなので距離感覚が少し鈍る。なるべく前走者のさらに前を見て慎重に走った。そんな感じで折り返しからも様子を見つつ常に先頭から10番くらいまでにいるようにして1周目を完了した。

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・2周目

2周目に入ったところで後ろを見ると集団は最初よりも小さくなっていたもののまだ40人くらい残っていた。なるべく人数を減らしておきたいのと足の調子を確認するために登り区間で前に出たときは少しペースを上げてみたりした。ここではあまり人数は減らなかったのでプランBに変更した。

プランBは折り返し地点からの連続コーナーを使うプラン。最後から二つ目のトンネルが終わったところまでウィンディー筑波の高橋君が前を引いてくれたのでラッキーと思いつつ最後のトンネルの手前から集団の先頭を引き始めた。ここでは無駄足を使わないように40km/hくらいでまえをひいた。そして最後のトンネルを抜けた後からのコーナーの立ち上がりで少し踏んで後ろにインターバルがかかるようにした。

これが少しうまくいって集団が割れた(多分)のでいったん先頭交代して次は仕掛けるタイミングをうかがうことにした。

登り返しのタイミングで軽いアタックをしたところSNELの方と二人で抜け出したものの集団との距離を考えていったん集団に戻った。

この周はそのまま終わって3周目に入った。

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・3周目

3周目の最初の登りでフルタレーシングの橋本くんが2回アタックをした。2周目までの登りで彼は余裕そうだったので1回目のアタックはしっかりチェックしたが2回目のアタックは反応出来なかった。

その2回目のアタックに着いていった何人かがそのまま逃げになり、折り返し地点を過ぎても10秒差くらいで逃げ続けていた。

折り返した後のアップダウン区間に入ったタイミングで足は回復仕切っていたので逃げにブリッジした。しかし、無事にブリッジ完了したと思い後ろを見ると集団を引き連れていた😭

普通に逃げを潰しただけになり、そのままズルズルと番手を下げたまま先頭から10番くらいで下り区間に入った。

下りに入ったタイミングでアーティファクトの柳瀬くんがアタックをかけて2~3秒差が着いた。

それを追った追走組が下りでツルツル転んでいくのを見てやばいと思い少しマージンを取って下った結果5番手くらいで下の橋に入った。

橋に入るコーナー前で減速したタイミングで後方で落車があり、チラッと見ると後ろの選手と間が空いていたのでここで行くしかない!と思い残り500mあったがロングスプリントをかけることにした。

残り300mで先行していたアーティファクトの柳瀬くんをパスしてそのまま踏み続け、残り100m。

果たしてこれは優勝か!?と思ったら左右から影がゆらゆら近づいてきた。頭の中には優勝の文字しか無いので粘る。が、先行されてしまった。その瞬間に3位以内という文字が浮かんだので踏み続ける。が、ギリギリで刺されてしまった。

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結果4位。

初めての表彰台。嬉しいようで悔しかった。

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反省&考察

・良かったところ

1.自分から色々考えて動けた。また、動ける足があった。

2.ゴールから逆算して展開を考えれた。

3.落車しなかった。

 

・反省点

1.下りに入るところで先頭で入っていればもっと前からゴールスプリントをかけれたので勝てる可能性があった。これは完全に展開を読み切れなかったことと判断が遅かったことが原因。

 

2.登り区間でアタックできる足がなかった。これは精進が足りないのが原因。

 

3.登りスプリントでのギアが重い説

これは我がチームのトラック班番長のナッパ''さん''の考察だが、スプリントのラストでギアが重くて失速している説を教えていただいた。

水曜日のアップタウンで検証して欲しいくらいだが今回ははや掛けしたせいで足がもう回らなかったのが原因だと思う。

しかし、今までも登りスプリントでのギア選択は苦手としていたので今後の課題点になりそうだ。

 

 

 

最後に

この南魚沼のコースは景色も最高でまた出たいレースのひとつになった。

レース前に地元の方が道路を補修してくれていたらしい。感謝。

いなーめの押見くんに新潟はラーメンと温泉がいいよ👍と言われていたので行ってみたら本当に良かった!

以上!

 

 

 

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もう赤とんぼの季節...