【JCFレース】全日本選手権 U23🇯🇵 22位
全日本が終わってから1週間。股の痛みが治まったと思ったら頭痛に悩まされながらレースレポートを書いている
最近の体の不調があまりにも多すぎるので、(恐らく元凶の)授業がひと段落して欲しいところ。
さて、初めて全日本に出場してから1年経ち、今年も全日本に出場しました。
休学して時間があった去年と比べて今年は授業を受けながら(カリキュラム的に1番忙しい時期)、かつ体の不調(股の痛み)もあって、全日本まで思うように時間が取れず、時間が出来ても思うように乗れず、かなりストレスフルな期間でしたが出来ることはやって、レース当日を迎えました。
以下レポート
機材
ホイール : FAR ventoux C series
ハンドル、ステム:FARsports F1s (width : 380mm stem length : 120mm)
パワメ : shimano 9100p
タイヤ : vittoria corsa 25c (F,R共に4.8bar)
チェーンリング : dera 53-39
スプロケ : アルテ 11-30
(39-30だと秀峰亭からの登りはちょっと重かった。出来ればフロント36か、リア32 or 34は欲しかった)
補給食
Maurten ジェル(カフェイン無し&カフェイン入り)
Maurten 水に溶かすやつ
ウェア
ヘルメット : HJC furion
サングラス : evileye roadsense
ウェア : waveone
コンディション
体重:56kg
体調:股の痛みはサドルを変えて何とか治まった。ただ、まともに乗れるようになったのがレース1週間弱前から。乗り込み〜調整が出来なかったので、直前まで距離乗って、3日前から短時間高強度で調整。当日のコンディションは良くもなく悪くもなくといった様子。
コース
前回のJBCF修善寺と同じ修善寺8kmコース。普段の修善寺5kmコースに秀峰亭からさらに2回登りが追加されるコース。2回の登りどちらもパンチ力ある登りなので5kmよりも体感きつい
メンバー
・かずき
・藤井さん
・わかつき
・あべげん
・自分
作戦
今回はレース前日に選手で話し合って作戦を決めた。基本的にコースの厳しさで人数は勝手に減るはずなのと、中盤から後半勝負になることはほぼ確定なので、前半の大きな動きは藤井、わかつき、かずきが対応。中盤以降でチェックが必要な動きは自分が対応。優勝候補勢が動いたらあべげん、自分どちらも動く。という作戦。
目標
シングルリザルト
(最低でも去年の27位以上)
結果
22位(出走124名、完走35名)
(去年の全日本は確か60人近く完走してた気がする)
レース内容
今年は去年と違ってチームで参加しているので、多少はチーム戦することに。
コースとしては112kmで3500m近い獲得標高を得るコースなので、チームの中でも特に自分向きなコース。ただ、例によって練習が思うように出来てなかったこともあり、走ってみないとどこまで走れるか分からない状態だったので、話し合った結果エースはアンダー1年目のあべげんに任せることに。
あべげん。デキるやつ。可愛いけど走りはかっこいい。
自分の目標はシングルリザルトだったので、チェックに入る時はしっかり見極めて、メリハリつけた走りをする必要があった。
前日は泊まっていた三島のホテルから芦ノ湖まで3回くらいもがきながら登り、下って海まで出てのんびりして過ごした。足の調子は悪くなさそうだった。
おもろいお話しだったらしい
調整を終えたあとは最近メカニックに仲間入りしたなおやに洗車を任せて、のんびり過ごした。本当は課題やりたかったけど前日はなるべくストレスを減らそうということで1日まったり。結果的にはこれで良かった。
なおや。テルマエ・ロマエに出てそう。塚越の弟子
当日は8時スタートと、いつもよりかなり早い時間に始まるので夜は10時半くらい寝た。
思い返せば去年の全日本は、全部自分で準備しなくちゃいけなかったし、前の日の夜もバタバタして日付が変わる頃に寝たことを考えると、チームに入ってサポートしてもらっているありがたさが身に染みる。
クレイジーメカニック。最近ゴシTの売れ行きが好調すぎて来年の税金がいくらになるのか怯えてるらしい
当日は4時過ぎに起床、5時に宿を出てすき家で朝ごはん。
会場に着いたらゴシTの闇取引をして、少しゆっくりした後レースの準備をした。
暑さとレース距離を考えてアップはかなり軽めに実走で済ませて、早めに整列
全日本のライフハックというかティップスだが、みんなが並ぶ前に何人かでコースに入るところに集まってると自然とその後ろに列ができて、最前列を確保出来る。
で、去年と同じほぼ最前列でスタート
スタート後すぐに強度が上がると思いきや、予想と違って誰も仕掛けないスロースタートな展開
最初の方でわかつきがカッ飛んで行ったのは見た。これも大きな動きにはならず。
しょうもない落車とかに巻き込まれたくないので、先頭から15番手位までの位置でこなしていく。
札幌自転車本舗?の平口くんとBS岡本くん当たりが前にずっといる印象。このコースは正直どこにいてもきつさは変わらないので前の方にずっと位置取っていた。
5周目に普段同じチーム(今回は早稲田)のかみたいがアタックするも誰も追わず、1人逃げに。
その後チラホラ追走が出るものの、みんなあまり動きたくない様子。細かい動きはかずき、藤井さんが動いてくれて安心して集団にいることが出来た。
その後かずきに足の状態を聞くと、まだ大丈夫だが、割ときついそう。逃げにはサンブレイブの佐藤光もジョインしたが、あまりにも早すぎる仕掛けのため、自分とあべげんは反応せず。
ただ、一応チェックはしておきたいので、かずきか藤井さんがチェックすることになった。
6周目にかずきが前の逃げにジョインしようとするも届かず、そのままいなくなり、7周目に突入。
このタイミングであべげんと話すとまだ疲れは無さそう
ペースはそこまで速くなかったものの集団は少しずつ小さくなっていて、逃げとのタイムギャップも35~50秒で安定し始めていたので、チェックと前待ちを兼ねて、7周目の競輪学校の前の登りで下りの勢いを使ってアタック
下りに入る前に逃げの最後尾がチラチラ見えるのを確認、そして後ろを振り返ると集団とも距離がありそう
得意の下りで差を詰めて、何とか2号橋の後の上りに入る直前に逃げグループに追いついた。
ただ、結構頑張って追いついたので2周くらいローテを飛ばさせて貰って回復。
ゴール前でOUTDOORの南くんも追いついてきて5人の逃げ集団に。(と思いきやそのさらに前に佐藤光がいたらしく、追走だった。完全に忘れていた)
後ろが逃げを容認してくれれば前待ち出来るし、ある程度タイム差が開いてくれれば人数的に丁度いい感じで行けそうだなと思っていた。
メンツ的にも割と足は揃ってそうだった
その後いい感じで回せて居たが、ペースアップした集団は段々近づいてきていて、秀峰亭からの登りの、頂上手前で吸収。
カウンターで天野くんや津田くんが上げていたのでかなりキツかったが集団後方にくっついて下りへ
先頭が下り速かったらやばいなーと思ったけど、そんなことはなく、下りで少し回復して2号橋からの登りへ
この登りで2つ前の選手と前の選手が絡んで落車。
前の選手のバイクに乗り上げたけどギリ落車を回避した。ただ登り途中で、ペースが上がっている時にフルブレーキを掛けたので集団に戻るのがかなりキツかった。
でも何とか追いついて9周目へ。
8周目、9周目は天野くん、日大の鎌田くん、津田くんが下り以外はほぼ全て交互にアタックしていて、かなりきつかった。
9周目は2号橋まではギリギリついていけたが、2号橋からの登りでアタックがかかったタイミングで付けず、ペースで追う展開に。
ちなみにこの周の2号橋を超える時点で集団は14名まで絞られていた。
先頭14名
あべげんもギリ付いているけど、ペースアップする度に少し集団から遅れていてキツそう。
前はアタックと牽制を繰り返していて、近づいたり離れたりを繰り返しながらもギリギリ追いつけない距離感。
あべげんはちゃんと集団に戻っていたので、頑張ってくれと思いながらペースで走った。
が、10周目に入った最初の登りで決定的に遅れてしまい、そこからは一人旅に。
11周目の秀峰亭からの登りあたりからハンガーノックっぽくなって力が入らない感じになってしまったが、後ろからきた明治の林原やレバンテのあんとんに補給食を貰って何とか回復。
ただ、このハンガーノックで撃沈している間に5人くらいにパスされ、回復した頃には更に後ろから来たBSの岡本くんや京産の吉田くんがいるグループで完走を目指すことに。
足切りが怖いのでラスト1周に入るまでは頑張って、ファイナルラップは少し喋りながらゴールへ
ラスト100mからよーいドンでスプリントしよう、ということになりスプリント。
岡本くんのスプリントには叶わず集団4番手でゴールへ🏁
結果的にはあべげんが9位、自分が22位という結果に。動いたとはいえ乗れてなかったのもあって距離耐性、暑さ耐性も不十分だった。
目標にしていたシングルリザルトには届かなかったが、去年くっつき虫で27位だったことを考えると、色々動いて完走率3割切っているレースを22位で終えられたので内容としては成長出来たと思う。
ただ、あそこでもうすこしもう少し粘れていたら、、という思いもあって、悔しさは残る結果に。
来年の全日本の出場権も手に入れることが出来たので、アンダーからエリートになるが、来年も頑張ろうと思う。
あとがき
今回はいつも以上に手厚いサポート、沢山の応援に支えられました!
同じ大学のあっきーはなんと埼玉から自走で応援に来てくれてとても嬉しかった。ありがとう
この後は7月15、16の石川2連戦でシーズン前半戦の〆となる予定です。
引き続き応援、サポートよろしくお願いします‼️