JBCF第1回弥彦ロードレース
こんにちは!
最近自転車で走るのにちょうど良い天気が続いていたのに梅雨入りして若干悲しくなった横矢です.
今回は6月5日に新潟県の弥彦村で開催された弥彦ロードに出場してきました!
[目標]
優勝👑
[結果]
15位/122人(完走55名)
[機材]
ホイール : MAVIC KSYRIUM SLR EX
ギア歯数:F 52-36 R 11-28
タイヤ : continental GP5000 前後6.0bar (長い直線区間での走りの軽さ重視で高めにした)
[レース振り返り]
弥彦村は家から340kmほどあり,当日出発だとかつかつになるので前泊することに.今回は父親がサポートしてくれることになり,旅館も良いところに泊まることができ前日からかなり気分が上がった.
去年の南魚沼ロードでも感じたが新潟は本当に食べ物がおいしい.特に弥彦村は山の近くだが海も近いことがあり,お米も魚もおいしかった.
さて,今回のレースは全日本選手権の前哨戦と位置づけていたのでこのレースに向けてのコンディショニングはせず,3日前まで乗り込みを続けた.当然疲労も溜まっているが調子は上がっているのでできる限りチャレンジしようと意気込んで会場入りをした.
実は今回のレースのE3クラスタには今年立ち上げた埼玉大学自転車競技部のメンバーがオープンで多数参加した.いままで草レースしか出たことがなかったものの,5人出場して3人はしっかり完走していたので次につながるレースになったと思う.
諸々の手続きがスムーズに進んでくれれば学連での初戦は白馬かな?
ところで今回のコース,当初は登れる人有利なコースかと思っていたが実際に試走するとパワーがあって登りもこなせる人が有利なコースだと気づいた.
というのも登り区間は長くて300mほどで,斜度もきついところで10%弱,さらに3km弱続く平坦区間は強い横風が吹くコースだったからだ.
今回は登れるスプリンター大森と,逃げと登り勝負の自分というメンツだったので以下のような作戦を立てた.
・スタート後自分は逃げを狙い,できれば大森も一緒に逃げる
・自分だけ逃げることになった場合は,大森が集団の蓋をする.
・集団スプリントになった場合は自分がアシストして大森で勝負する.
お互い最近調子も良く,足も揃っているので初めてしっかりと作戦を立ててチームとして戦うことにした.
で,コースレイアウト的に道幅が狭く横風もあるから早めに並んで前方でスタートしようねって言ってたのに時間の読みが甘くて最後尾スタートになってしまった.
これは今世紀最大の反省点.
スタートの号砲が鳴ってもなかなか前に進まないから東京マラソンみたいだなとか話しながらスタート.
ローリング中に前に上がれたらなとか思ったけど1車線しか使えないこともあってなかなか上がれず,そのままリアルスタート.行きのストレートは左風だから集団左側,帰りのストレートは右風だから集団右側がきついポジション.ペースが上がるときついところはスペースが開くからそこを使って少しづつ前に上がる.さすがにずっとそこにいると消耗も激しいからたまに休めるポジションを見つけて休みつつ前へ.
3周目の行きのストレートで先頭の方に行けたので一旦心拍を落ち着けた.前の方にはFINsの中林くんや湾岸の安宅さん,SHIDOのりょう君,ブラウのいしっしーがいて,きついなーとか言いながら良いポジションを探った.
走りながらわかった楽な走り方は,
・横風区間は前から10人くらいのところで,無理せずにローテ回るのが一番楽
・行きのストレートはなるべく最初の方にローテを回しておいて登りに入るタイミングで前から5番目くらい
・帰りのストレート前の向かい風区間は前の人の右側につく
・帰りのストレートも行きのストレートと基本的には同じやけど,行きよりも向かい風に近いからなるべく前の人の左側を走る
このあたりを意識して走っているとだんだんコースの走り方をつかめてきた.
レースの半分くらい消化した周ののアップダウン区間で大森一緒にアタックしたところ6名くらいで抜け出せたのでそのまま頑張って回すがこれは直ぐにつかまってしまった.
その後も散発的にアタックがかかるが人数が少なかったので見送ることにして,いい逃げができるのを狙った.
そうするとアップダウン区間の二段坂の後の下りで湾岸雑賀さん,麒麟山のかた,ALDINAの方,自分の4人で少し集団から抜け出せたので下りで頑張って踏んでタイムギャップを作ることに成功した.
雑賀さんが逃げながら横風区間のローテの回し方など教えてくれたのでそれを意識して回し続けた.コース的に4人だと少し人数不足だったのでもう少しブリッジしてきてほしいところだったが,集団は大盛や湾岸の方が蓋をしていてくれてたみたいでタイムギャップは15秒ほどまで開いた.
途中から麒麟山のかたが少しづつきつそうな様子だったので早めにローテを回すようにしていたが,結局集団のペースアップのタイミングで吸収されてしまった.
吸収されたタイミングで今日はゴールスプリント勝負かなと思ったので,大森と作戦会議をして自分はアシストに回ることになった.
そこからはなるべく大森と近い位置で走るようにした.
ところがラスト2周前の登りでFINSの足立さんやイナーメの加藤君がアタックして3人の逃げができた.
まさかこれが勝ち逃げになるとは集団のメンバーはだれも思っていなかった.
途中あと一踏みで追いつきそうなところまで詰まったがラスト1周の時点で18秒差とかなり距離があった.
結局そのまま詰め切ることはできず,集団は4位争いになってしまった.
最後のアップダウン区間で大森がきついと言っていたので結局自分の作戦で動くことになった.
平坦区間は前に出ないようにして登り区間で先頭へ.先頭からもがけば少し抜かされても集団の真ん中でゴールできるかなと考えていたがへなちょこスプリントの自分には甘い考えだったらしく,集団最後尾だった.
[反省点]
良かったところ
・初めてチーム的な動きができたこと.
・前日に多めに食べておいてレース前は軽めの補給,レース中は適宜補給するのが良いとわかったこと.
・逃げたときの走り方,横風の時の走り方などいろんな経験ができたこと.
・大学の公式戦デビュー
反省点
・最後尾スタートにならないようにする
→タイムスケジュールをもう少し綿密にする
・レース中の補給をもう少しこまめにとる.
次のレースはいよいよ全日本選手権!
今週まで乗り込んで2週間かけて疲労を抜いていこうと思います.
練習よろしくお願いします!
Photo: りょうさん,おおもり,みやくん,父
サポートしてくれた皆さんありがとうございました!