JBCF石川ロードE1/E2・古殿ロードE1 / 学連オープンロードクラス3

こんにちは!

(一応)平坦の民のよこやです。

シーズン前半戦がひと段落したタイミングで書き溜めていた、石川・古殿・オープンロードのレースレポートを書こうと思います。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729204820j:image

そんなとこで後ろ見るならゴール前で見ろや

 

みんな勘違いしがちやけど石川ロードは福島のレース。そして古殿は石川町の隣町で、JBCFのレースとしては初開催のレースだった。オープンロードは日本語に訳すと公開道路、略して公道のはずなのにコースは走り飽きた群馬CSC

 

早速レポート↓↓↓

コースレイアウト

石川:95.2km、1808mUP

古殿:85.4km、2261mUP

オープンロード:49km、平坦 

目標

石川ロード 入賞

古殿ロード 優勝

オープンロード 優勝&昇格

 

結果

石川ロード 28位(完走56名/出走168名)

古殿ロード 6位(完走11名/出走84名)

オープンロード 4位(完走23名/出走52名)

f:id:sneakattackersangalearner:20220729204922j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729204920j:image

 

コンディション

割と良い○

全日本に向けて上がっていた調子を維持できている。全日本の後、週間走行距離を300km~400kmに抑えていたので疲労も抜けていてよかった。

f:id:sneakattackersangalearner:20220729205015j:image

 

機材

f:id:sneakattackersangalearner:20220729205041j:image

フレーム:ORBEA ORCA OMR 51size

ホイール :石川→Fulcram racing speed 50 (tu F6.5bar,R6.7bar)

      古殿→MAVIC ksyrium exalith (cli F5.8bar,R6.0bar)

タイヤ:石川→veloflex corsa 25c

               古殿→コンチ GP5000 25c

ギア:F52-36 R11-28

ブレーキ:9100dura

ハンドル:Fizik シラノ000

オイル:エクスルブ

ヘルメット:キノピオヘッド

アイウェア:オークリー レーダーなんちゃら

シューズ:北波

インソール:シダスの青いやつ

 

石川、群馬は登りが緩い&下りのコースだから平坦重視でレースピ。古殿は登りの軽さ、テクニカルな下り対策でキシリウム

 

レース内容

[石川ロード]

福島3連戦はもともと雨予報だったから大盛さすがやなぁって思ってたけど蓋を開けてみればほとんど雨は降らず、むしろ蒸し暑い気候になった。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729223917j:image

アップダウン区間途中にある破石

 

初日の石川クリテリウムでおーもりが2位に入ってたから負けてられんと気合が入った。

どちらかというとコースレイアウト的に古殿の方が相性が良さそうだったから、石川はウォーミングアップ程度に走るつもりだった。

望みの展開としては、レース前半でアタックして逃げに乗り、行けそうだったら入賞。

 

この日は時間差スタートで高校生が走ることもあって検車とサインがディズニーばりに混雑していた。

弥彦で痛い目見たのに結局後ろの方からスタート。ただ、まわりに雑賀さんはじめ強豪ライダーがいたのと、コース的に最初の登りと下りで位置を上げやすいからあまり焦らなかった。(去年E3で出た時も最後尾スタートだった)

 

1年前に出ているレースだからコースは頭に入っていて、最初からそこまで足を使わずに前に出ることができた。

折り返した後のアップダウン区間でうまく抜け出せて、イナーメのらいくん含む4人逃げになったけど最後の登りで一人になってしまい、そのまま集団に吸収された。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224118j:image

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224014j:image

 

その後も自分から何回もアタックして、他の人の飛び出しにも反応するというのを3周くらいまでつづけたけど決定的な動きにはならす...

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224136j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729224139j:image

 

レース前半で逃げを決められなかったら潔く、プランBの集団の中で足をためて古殿につなげる作戦と決めていたから作戦を切り替えた。

ただ後から考えたらレース再序盤から動くんじゃなくて、中だるみしたタイミングで行くべきだったと思う。まぁ目立てたしいっか。

 

序盤で結構足を使ったからレース後半につれてアップダウン区間のちょっとした登りのペースアップがきつかった。最後の長い登りは逆にそこまで苦ではなかったんだけど。

 

そのあとは特に自分から動くこともなく、中切れうめたりしつつ最終週の登りに備えた。

が、ご存じの通りラスト2周の下りで起きた落車でレースが中断して最後の登りに入ったところで止められてしまった笑

 

10分ちょい待たされて結局ラスト4kmよーいドンになったけど明日につなげたかったからちょっとあげてラスト2kmは流して終了。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224621p:image

 

石川だけだったら不完全燃焼だっただろうけど次の日があったから前向きにとらえてレースを終えた。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224204j:image

 

詳しくはライブ動画見てね↓

https://youtu.be/1aoca30lro8

 

[古殿ロード]

この日も朝から晴れていてかなり暑かった。

午前中に開催されていたE2E3混走のレースはNiziU(にしゆーとも言う)がスプリント賞、さらに4位入賞でE1昇格を決めていてこの日もガッツをもらった。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224911j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729224908j:image

 

全日本の後1番狙ってたレースだけにかなりモチベーションが高かった。

コースは後半に3.4km平均勾配6.1%の登りがあって、それ以外にも結構大きめのアップダウンがある厳しいコース。後半の登りは途中ほぼ平坦になる区間があるから登ってるところだけでいうとずっと10%くらいはある印象。

さらに下り区間は結構タイト目なつづら折りで、コーナー中にグレーチング、浮いた砂があって休むところがないコース。

きついコースで有名な修善寺よりも距離当たりの獲得標高があるコースで自分から厳しい展開にしなくても厳しい展開になると思ってた。

 

前日の反省を活かして(何回同じ反省すんねん)レース40分前には並んで前からスタートできるようにした。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224304j:image

 

暑さとコースの厳しさからか割とゆっくりなペースでスタートした。

下り区間は前で落車があると嫌だから、前めに位置取って長い登りに入った。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224401j:image

 

古殿ほどではないとはいえ、前日の石川も2000mアップしていて周りの選手たちは1周目から体が重そうだった。

逆に前日超念入りにケアをした自分はほぼ疲労は皆無な状態。1周目から攻撃すればかなり数を減らせるんじゃないかと思った。

 

この日の作戦は、3~4人で逃げて最後の登りでアタックして優勝だった。

登りの調子もすこぶる良かったし、長い登りとテクニカルな下りというコース的に逃げても集団にいても足の消耗は大して変わらないと思ったからだ。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224425j:image

 

1周目の下りからのゴール前500mから始まる登り返しで詰まった前をみて、下りの勢いを使って軽くアタックした。

すると思ったより簡単に集団とギャップを作れたのでそのまま行こうと考えた。

そしてこのアタックに唯一ついてきてくれたのがYOUCANの佐藤君だった。

 

佐藤君は去年の霞ケ浦ロードで1周目からゴールまで一緒に逃げ切った仲で、今回も同じシチュエーションだったからテンションが上がった。

そんな裏話もあってコミュニケーションはかなりうまく取れた。登りは自分が、下りは佐藤君が主に前を引くという役割分担をしつつ逃げを敢行した。

 

ただ最後の直線の下りは集団が速いこともあって、2周目が終わるころには集団が間近に迫っていた。

そのまま吸収されようかと思ったけど、不意にこの周回がポイント周回だったことを思い出して、ゴールまでペースを上げた。

実は前日の石川もポイント周回ということをわすれたまま逃げたせいで、一人逃げだったのにSBCの中川君にポイント賞をとられ、2位でポイント周回を通過する失態を犯していた。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224459j:image

 

無事ポイント賞をゲットして、3周目に入ったところで後ろからVC福岡の池田さん、RCCの中里さんが追いついてきたからそのまま逃げ続けることに。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224528j:image

 

中里さんの下りが鬼速いこともあってこの逃げはかなり安定して逃げることができた。

集団を30秒~40秒ほど離した段階でモトバイクからプロトンが崩壊していると伝えられたのでほぼ勝ち逃げになったかなと思いつつゴールまで足を使いすぎないよう意識することにした。

 

レースの折り返し地点を過ぎたあたりで崩壊したプロトンからポイントリーダーの小林さん、バルバの寺崎さん、アルディナの松井さんが追いついてきて6人の逃げに。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224602j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729224606j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729224558j:image

 

まだ足を残していたつもりだったけど前半割と動きすぎたのか?地味に足が削られていることに気づく。

テクニカルな下りは逃げの中で速い方のようだったから、テクニカル区間は先頭で入って、少し抜け出した状態で登りに入って足を温存するようにした。

 

この時点でこの6名で勝負が決まることはほぼ決まっていた。

 

逃げの中で足が残っていそうなのは、小林さんと寺崎さん。この二人の動きをよく見ることにした。

 

6人の逃げはおおよそきれいに回って、最終盤まで崩れなかった。

 

ラスト2周。

だんだんきつくなってきてた足がかなり悲鳴を上げ始めていた。

ラスト2周の段階では、まだ千切れるほどじゃなかったけどペースアップがあったらすぐに反応するのはきついなぁと思ってた。

で、何とか耐えた。

ゴール前にいた中畑監督、北野さん、アヴニール勢、ヌマクロー、湾岸勢、BM勢の応援で元気が出た。

 

ラスト1周。

ごまかしながら走ってつづら折りまではしっかり回せていた。

下りが終わって登りが始まる。

 

登りが始まってすぐVCの池田さんがアタック。すぐに反応したけど初めて自転車に乗っているときに足がつりそうになって踏んでも踏んでも前に進まなくなった。

気持ちが切れかけて千切れそうになったが、1番後ろにいた中里さんに「イーブンで行けばまだあるぞ!!!」といわれゲラントトーマスの気持ちになってもう一度踏みなおした。

 

ただ、もう足は完全に売り切れ状態で先頭交代を促されても前に出ることが出来なかった。そしたら中里さんに前でなくていいから後ろにいろ!と言われたので情けないが後ろにツキいちさせてもらった。

中里さんかっこよすぎ。

 

登りの途中のいったん勾配が緩むところで前に追いつきかけるも、前の集団のペースアアップにより再び離れてしまった。

 

そのまま中里さんと二人でなんとか登りを終え、下りへ。

一瞬前に出たけど踏めず、最後の登り返しで中里さんからも遅れて、6位でフィニッシュ。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224818j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729224822j:image

 

終わった後はきつすぎて地球になった。

なにより楽しかった。

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224845j:image

 

 

[オープンロード]

今年立ち上げた埼玉大学自転車部の記念すべき学連初レース。

うちからは五十嵐と自分の二名が出場した。

 

慣れない学連初レースだったけど周りに知り合いたくさんいたおかげであんまり不安要素もなくレースをスタートすることができた。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729224943j:image

 

この日の作戦は、どんどんきついレースにして、逃げて、勝つ。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225031j:image

 

1周目からアタックして3~4人で抜け出したけどうまく回らなくて決定打にならなかった。五十嵐とも何回も一緒に抜け出せたけどこれもうまくいかず。

 


f:id:sneakattackersangalearner:20220729225059j:image

 

逃げたときの周りの動きを見ていると、ペース上げすぎて垂れて遅れちゃうか、ペースが遅すぎるっていう人が多かった気がする。

JBCFの強豪おじさんたちはそこらへんうまいんだな~とか思いつつ抜け出せる機会を伺った。

 

積極的に動いてたのは信州大の二人、神奈川大の二人、大阪産業の金田くん、作新の高田君あたり。

 

つまんない展開だなーと思いつつ積極的に動いている選手たちを観察した。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225056j:image

 

この日大きな反省点だったのは空気圧を高くしてしまったせいで下りで何回か膨らんでしまったこと。コーナーで滑ってしまう感覚があって、周りに迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。

 

ただ、それで慎重になって下ってたものの左コーナーからのヘアピンで毎回後ろが離れているのをみて、登り返しで書ければワンちゃんあると思った。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225147j:image

 

結局決定的な逃げを作ることができないままラスト2周のアップダウン区間へ。

ここでやっと大阪産業の金田君とうまく逃げ出せたのでラスト1周へ。

このままいけば逃げ切れる!と思って下りで少し攻めていたら金田君が遅れてしまったので一人で行くことにした。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225204j:image

 

ラスト5kmもないし、足もほぼサラ足だったからセオリー無視して登りも下りもとにかく踏んだ。

心臓破り前の登り右コーナーで後ろが離れているのを確認して、心臓破りはイーブンで登りきりの下りは踏むことにした。

 

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225238j:image

 

登りきったところで後ろを確認するとギリ見えるか見えないくらいだったからそのまま行けば優勝や!と思ってた。

 

そのままホームストレートに帰ってきて、やったぜと思いながらガッツポーズ考えてラスト100mを切ったところで沿道から「まくられるぞー」って聞こえた。

え?って思って我に返ると左右から3人にあっさり抜かれてしまった。

f:id:sneakattackersangalearner:20220729225322j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729225310j:image
f:id:sneakattackersangalearner:20220729225319j:image

 

うっかり兄さん2号爆誕

 

千葉県には有名なうっかりおじさんが存在しているがなんと弟子入りしてしまうことになってしまった。

 

ゴール後本当に滑稽な顔をしていたと思う。

 

ただ運がいいのか悪いのか、4位だったので無事昇格。

これで5位とかだったらまじでお気持ちカーからの地球コースだったと思う。

(クラス1,2観戦中にとにうんこ落とされた)

 

はい、以上!

 

反省

・石川ロード

足の使いどころ、逃げの見極め。

 

・古殿

逃げたときの足の使い方。

 

・オープンロード

最後まで気を抜かない。

 

最近一番成長を感じるのが補給。レース中の補給の受け取りから、時間帯によって口にするものの選び方までかなり向上したと思う。

細かい走り方で反省はあるものの、積極的に動かないと得ることができない経験ばかりだからこれからも守りには入らず、積極的なレースを続けていこうと思う。

 

後半戦は9月1日からのインカレからスタート。

インカレ、南魚沼、熱海ヒルクラ、沖縄、霞ヶ浦、神宮あたりは出たい。

 

ではでは👋

 

Photo:だしみくん、きたのさん、ゆーのさん、ちくりんさん、JBCFofficial、おーもり、オチンコサイクルTV、佐藤さん